時価総額史上最高を記録したアップル。今回はアップルとウィンドウズの違いを製品の特徴ではなく自分なりの観点で書いていきたいと思う。

場を生み出す事は昔は出来なかった

場という考え方がある。場というのはすごい存在であり昔は一部の人でしか作る事が出来なかった。今もウラの世界にはあるかもしれないが賭場もその一つに挙げられるだろう。賭博行為をさせその場を仕切る胴元が場代であったり手数料をとる形である。合法的なものでも場というものは存在し株式投資も証券会社が仕切る場である。もっと大きな目でみれば日本国が仕切り会社にビジネスを行う場を作っているとも言える。3つの場を例に出したがこの3つの例全てが同じような形に変わっていった。どのように変わったのかというと簡単にまとめると【オープン化】したと言える。賭場はある程度の地位やお金がなければ出入りが出来なかったがパチンコという形で一般の人でもギャンブルが出来るようになった。株も少ない金額から出来るようになり会社も資本金400万円というものがなくなった。大きい小さいはあるものの場というものは同じような形をたどり圧倒的な力持っている。

インターネットが場を作ることを簡単にした

国はもちろんのことだが賭場にしても証券会社にしても場が誰しもが作れるものではなかった。かなりの資金力がないと作れない事は誰でもわかるだろう。資金力がなければ作れなかった場をインターネットが容易にした。商品を売ったり買ったりする場である楽天や動画を見せたり見たりする場であるyoutube、ブログを作り見せ合うアメブロ、SNS。すべて場なのである。場であるからこそこのような企業は圧倒的なスピードで成長したといえる。

アップルとウィンドウズの違いとはではないだろうか

私はアップルとウィンドウズの違いは場ではないだろうかと思う。アップルはウィンドウズより場を生み出すのが早かった。音楽を買えるitunesやiphoneアプリやmacのアプリケーションを買えるappstoreも場だと言えるだろう。アップルが管理する場が衰退しない限りアップルは勝ち続けるだろう。この場を守る為に革新的な商品を出し続けなければならないとも言える。